第32回廃棄物資源循環学会研究発表会にて「R-CFP技術による炭化水素系バイオ液体燃料製造」に関する研究成果を発表いたしました

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「R-CFP」とは、炭素源触媒を用いた当社独自開発の急速接触熱分解(REVO-Catalytic Fast Pyrolysis)技術の名称です。

現在、このR-CFP技術を中核に未利用木質系バイオマスや廃プラスチック等から持続可能なバイオ燃料を製造する高度資源化プロセスの開発を進めております。

当社は、使用済食用油(UCO)を原料とする第一世代のバイオディーゼル燃料(C-FUEL)の製造・販売を長年行なってまいりましたが、近年では航空業界はじめ、これまで石油に依存してきた業界や企業様から、UCO由来の炭化水素系バイオ液体燃料への関心が高まっており、当社への問い合わせも増えております。

こうした背景の中、CO2排出実質ゼロを目指して、UCO以外の長期的に安定供給可能な原料の発掘並びに、それに対応できるバイオ燃料製造技術の開発が強く求められており、弊社はこれまでも、そしてこれからも、持続可能な社会の実現に向け第一世代バイオ燃料(C-FUEL)並びに、次世代バイオ燃料(SAFなど)の普及拡大を目指し、新たな原料資源の発掘とバイオ燃料製造技術の更なる研究・開発に尽力いたしてまいります。