循環型社会の実現に向け、廃食用油のバイオ燃料化を開始
-新たにSRSグループの365店舗で廃食用油をSAF原料として提供へ-

  • NEWS

2024年3月29日
株式会社レボインターナショナル

SRSホールディングス株式会社(大阪府大阪市、代表取締役執行役員社長:重里政彦。以下、「SRSグループ」)と株式会社レボインターナショナル(京都府京都市、代表取締役CEO:越川 哲也。以下、「レボインターナショナル」)は、廃食用油の再資源化による循環型社会の実現に向け、2024年4月1日より、SRSグループの365店舗で排出される廃食用油のバイオ燃料化を新たに開始いたします。

■取り組み内容

SRSグループでは、従前より一部の店舗で使用した廃食用油をバイオ燃料原料として提供いたしておりましたが、今回新たに365店舗で使用した廃食用油(年間約48万ℓ)をバイオ燃料原料として提供いたします。提供した廃食用油はレボインターナショナルによってバイオ燃料化され、年間のCO2削減量は約1,250tとなります。今回の提供店舗の追加により、SRSグループでは376店舗でバイオ燃料化の為の廃食用油を提供することになります。

廃食用油は近年バイオ燃料原料として需要が高まっていますが、その多くは海外に輸出されております。持続可能な社会の実現に向けては国内での有効活用が重要であり、航空業界においては2030年時点で国内航空会社による燃料使用量の10%をSAF(Sustainable Aviation Fuel)に置き換える目標が掲げられています。ライフサイクルアセスメントの観点において、国内でのバイオ燃料化による資源循環が重要であり、レボインターナショナルが廃食用油の引取からバイオ燃料化までを一貫して行います。

SRSグループでは、「私たちは、食を通じて社会に貢献します。」というフィロソフィーのもと、外食・中食などフードサービス事業を国内外で展開しています。SRSグループでは従前より、廃食用油をリサイクルし、ハンドソープとして和食さと各店舗に設置するなど、廃食用油の再利用に取り組んでまいりました。今後は廃食用油をバイオ燃料化することにより、店舗のみならず、マクロな視点での持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。

■SAF(Sustainable Aviation Fuel)とは

SAFは、廃食用油などを原料とする航空燃料として、従来の航空燃料と比較しCO2排出量を大幅に削減することが可能なエネルギーです。航空機は自動車などとは異なり、電気や水素などの燃料では代替しにくいことからSAFの利用によるCO2排出削減が世界で求められています。

■追加実施業態について

SRSグループ 計365店舗

【和食さと】                             197店舗
【活魚廻転寿司 にぎり長次郎】  61店舗
【天丼・天ぷら本舗 さん天】   33店舗
【得得・とくとく】他                   24店舗
【宮本むなし】                             23店舗
【家族亭】他                              20店舗
【宅配にぎり長次郎】他                 6店舗
【サトマルシェ】                            1店舗

SRSグループは今後も環境に配慮した取り組みを積極的に行い、社会の持続的な発展に貢献してまいります。

■お問合せ先

SRSホールディングス株式会社 経営企画部
Tel: 06-7709-9977  E-Mail: 873@sato-rs.jp

プレスリリース