弊社特許技術のSAF製造プラントにてISCC CORSIA認証を取得

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2025年4月より稼働いたしました、弊社特許技術によるSAF及びC-FUEL(バイオディーゼル)製造の両プラント(愛知工場)におきまして、ISCC CORSIA認証、ISCC EU認証を取得したことをお知らせいたします。

ISCC EU認証は、京都工場において、2012年に日本企業として初の認証を受けて以降、継続的に取得しております。

ISCC CORSIA認証は、ISCC(International Sustainability and Carbon Certification:国際持続可能性カーボン認証組織)が、事業者・拠点・製品の国際民間航空のためのカーボン・オフセットおよび削減スキーム(CORSIA:Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)への準拠を確認する、国際民間航空機関(ICAO)から承認された認証です。

この認証は、第三者機関が、SAF製造工場の実地検査等を含めた厳正な審査を通じて国際的基準への合致を確認するものであり、弊社が供給するSAFと従来燃料とを比較したCO2等の排出削減量、バイオ原材料の適切な利用等が確認されたことになります。

また、ISCC EU認証は、ISCCが、事業者・拠点・製品の欧州連合(EU)の再生可能エネルギー指令(RED Ⅲ)への準拠を認証するものです。

欧州域内では、輸入燃料も含めISCC等の認証を受けていない燃料は、持続可能な燃料として認められません。

弊社はバイオ燃料のパイオニア企業として、地域資源循環型社会の実現に向け、原料の調達からバイオ燃料製造供給までのサプライチェーン全体の構築を推進し、バイオ燃料の国内での普及に向け邁進してまいります。