目標の設定
OBJECTIVE
当社は、持続可能な社会の実現に向け、2030年までにバイオ燃料の利用・供給によるCO2削減目標を設定いたしました。営業活動に伴うCO2削減の為に、全事業所においてグリーン電力導入の他、新たな油脂原料調達におけるジャトロファ栽培等、バイオ燃料の供給における間接的なCO2削減への寄与のみならず、直接的なCO2の排出削減に向けた取り組みを行っております。
拠点 | 生産能力 | 変換率 (vol%) | 代替先 | CO2排出係数(tCO2/KL) | ISCC削減効果評価(%) | CO2削減効果(tCO2/年) |
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京都工場 | 10,000KL/年 | 100% | 軽油 | 2.62 | 87.87 | 23,000 |
愛知工場 | 10,000KL/年 | 100% | 軽油 | 2.62 | 87.87 | 23,000 |
堺製油所※1 | 30,000KL/年 | – | ジェット燃料 | 2.48 | – | 59,000 |
第3工場 | 16,000KL/年 | 100% | 軽油 | 2.62 | 87.87 | 36,000 |
合計 | 141,000 |
カーボンニュートラル
CARBON NEUTRAL
<化石燃料使用時>
地中に化石燃料として固定されていた炭素が燃焼によりCO₂として大気中へ排出され、炭素(CO2)が再度、地中へ戻るフローがない為、化石燃料を使用した分だけ地表のCO₂濃度が上昇する。
<バイオ燃料使用時>
バイオマス(植物の生育過程で固定化された炭素)を原料として燃料化。燃焼の際には同様にCO₂を発生するが、光合成により再度植物に吸収され、バイオマスとして炭素が固定化される。化石燃料とは異なり、CO₂の排出量と吸収量が均衡して循環することにより、カーボンニュートラルが実現可能となる。