みなとみらい東急スクエアの飲食店舗からの廃食用油収集を4月1日に開始~東急モールズデベロップメントと、国産SAF製造に向けた取り組みを推進~

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2024年4月15日
株式会社レボインターナショナル
日揮ホールディングス株式会社
合同会社 SAFFAIRE SKY ENERGY

株式会社レボインターナショナル(代表取締役:越川哲也、以下「レボインターナショナル」)、日揮ホールディングス株式会社(代表取締役CEO:佐藤雅之、以下「日揮HD」)、並びに合同会社SAFFAIRE SKY ENERGY(代表:秋鹿正敬、以下「SAFFAIRE SKY ENERGY」)の3社は、株式会社東急モールズデベロップメント(代表取締役社長:佐々木桃子、以下「東急モールズデベロップメント」)が運営管理する施設で使用された食用油(以下「廃食用油」)を国産SAF(Sustainable Aviation Fuel:持続可能な航空燃料)へ再利用する取り組みに関し、2024年4月1日(月)より、東急モールズデベロップメントが運営する「みなとみらい東急スクエア」の飲食店舗9店舗から出た廃食用油の収集を開始しましたので、お知らせします。

  みなとみらい東急スクエア              参加店舗での周知イメージ

廃食用油提供に協力する、みなとみらい東急スクエアの飲食店舗9店舗

レボインターナショナル、日揮HD、SAFFAIRE SKY ENERGY、東急モールズデベロップメントの4社は、廃食用油を国産SAFへ再利用する取り組みに協力することを目的とした基本合意書を2023年に締結済みで、今回の取り組みはその基本合意に基づくものです。

みなとみらい東急スクエアの飲食店舗9店舗から出る廃食用油は1年あたり約2,400リットル(2022年度実績)となる見込みです。今後は4社共同で、東急モールズデベロップメントが運営管理する他の商業施設内の飲食店舗等に対してSAFの環境価値啓発および廃食用油提供に関する協力の呼びかけを実施し、順次対象となる商業施設・店舗を拡大していく予定です。

レボインターナショナル、日揮HDは、コスモ石油株式会社と共同で国内での廃食用油の収集からSAFの製造・輸送・供給に至るまでのサプライチェーン構築に向けて事業化検討を進め、2022年に新会社SAFFAIRE SKY ENERGYを設立し、国内で発生する廃食用油のみを原料とした年間約3万キロリットルのSAFの供給を目指しています。なお、本事業はNEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)より採択(※1)を受けた助成事業です。

なお、東急モールズデベロップメントは、4月1日付で「FRY to FLY Project」(※2)にも参画しました。運営する商業施設の飲食店舗などから発生する廃食用油の提供に加えて、商業施設を活用し、訪れるお客さまに対して本プロジェクトの取り組みについて発信することで、国内資源循環による脱炭素社会の実現に一丸となって貢献していきます。

レボインターナショナル、日揮HD、SAFFAIRE SKY ENERGYの3社は、今回の基本合意を通じて、東急モールズデベロップメントと共に、廃食用油を原料とする国産SAFのサプライチェーンの構築を加速し、「脱炭素・循環型社会の実現」に貢献してまいります。

※1 NEDOホームページ:https://www.nedo.go.jp/koubo/FF3_100312.html
※2「FRY to FLY Project」はご家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAFで、航空機が飛ぶ世界を実現するプロジェクトです。SAFが本格的に導入される為には多くの廃食用油が必要となりますが、現在、家庭の廃食用油の多くは廃棄されており、回収された廃食用油についても年間10万トン以上が国外に輸出されているといわれています。 設立主旨に賛同する参加企業・自治体・団体が相互に連携しつつ、家庭や店舗などから排出される廃食用油の収集を促進するとともに、自治体との連携により廃食用油のSAF への活用に関する教育活動を実施するなど、日本国内において脱炭素化に向けた資源循環の促進に積極的に参加できる機会の創出を目指しています。

2024.04.15_プレスリリース