炭素源循環創造部 開発課

2019年度入社 炭素源循環創造部

子供の頃から生き物や自然に興味を持っており、将来的には生物や環境に関わる仕事をしたいと思い、大学では生物系の勉強をしておりました。入社の決め手としては、バイオ燃料という今後の地球環境保全に向けて必要となってくる先進的な取り組みを行っていることに加え、地道にコツコツと業務をこなすことが好きな私にとって興味のあった研究職での仕事ができるという点に魅力を感じたからです。

ご自身が担当されているお仕事について教えてください。

開発課にて技術開発を担当しております。世の中のニーズに応える新たなバイオ燃料製造技術を開発するべく、研究室で主に試験・分析・評価を行っております。勉強するべきことも多く大変なこともありますがその分、成果へとつながった際の喜びが大きい事や常に新しいことに挑戦できることがやりがいだと感じています。

これまでの仕事の中で、大変だったことはなんですか?また、それをどうやって乗り越えたのかも教えてください。

大学での共同研究を担当させていただいたことです。私自身、大学で一つのテーマを初めから終わりまで研究を行った経験がなく、初めのうちは勝手がわからない為、研究が遅々として進まず苦労しました。そこで上司や顧問の方から意見を伺うとともに、これまでの自分の業務の進め方を見直し、やるべき事項のリストアップと優先順位付け、研究の全体像と将来の展望を十分に理解・把握しスケジューリングする事を意識するようにしました。本研究は残念ながら期間中には良い結果につなげることはできませんでしたが、専門知識だけではなく研究開発への取り組み方・考え方等についてとても勉強になり、自分のスキルアップ・成長にも繋げることが出来ました。

目標やチャレンジしたいことを聞かせてください。

自分が開発に携わっている技術に関して商用化スケールにまでつなげていきたいと考えております。スケールアップを行っていくためには多くの課題を解決していくことが必要となりますが、今後の地球環境保全に向けてバイオ燃料を含む再生可能エネルギーの活用は必要となってきますので、循環型社会の形成に向けて、新しい技術にてバイオ燃料の普及の一助になればと考えております。